「延長します」――風俗・キャバの現場で頻出するこのフレーズ。「延長」とは、お客様が予約した時間(基本料金)を超えて、追加で接客時間を延ばすことです。延長があるかないかで売上は大きく変わりますが、延長の仕組みは業種・店舗によってバラバラ。本記事では延長料金の相場・取り分・判断軸を整理します。

延長って、お客様に時間を増やしてもらうってことですよね?

そう。延長は売上アップに直結する重要な仕組み。だけど業種ごとに料金・取り分・断る権利が違うから、入店前に確認しておきたい
業種別の延長料金の相場は?
風俗(デリヘル・ホテヘル)
- 30分延長:8,000〜15,000円
- 60分延長:15,000〜25,000円
- 嬢の取り分:50-70%(店舗による)
キャバクラ・ラウンジ
- 1セット延長(30-40分):5,000〜15,000円(店のセット料金に準ずる)
- 指名嬢の取り分:時給+指名バック(指名嬢に分配)
ソープ
- 30分延長:10,000〜20,000円
- 嬢の取り分:店により50-70%
延長は断れる?
結論:基本的に断る権利があります。「次の予約が入っている」「体調が悪い」等の理由で延長を断っても、店側がペナルティを課すことは原則できません。
ただし、以下のケースは要注意:
- 悪質店で「延長拒否で罰金」と契約書に記載されている店
- 「次回指名減らす」等の脅し文句を使う店
- 強制的にお客様を引き止める指示がある店
こうしたサインがあれば 悪質店の判定基準 をチェックしてください。
延長を上手に増やすには?
- 残り時間を意識して話の流れを作る:もう少し話したいと思わせる
- 区切りの良いところで延長を提案:会話が盛り上がっている時にさりげなく
- 客の予算感を察知:無理な提案は信頼を失う
- 店指定の延長アナウンスを活用:店内ベル等が鳴った時の対応
延長中の注意点は?
- 体調管理:延長の連続で疲労蓄積、自分のペース管理が大事
- 金銭管理:延長分の歩合計算は正しく明細に出ているか
- 客との関係性:延長を強要されたら毅然と断る
- 店との連絡:終了時刻は必ず店に報告する

延長は売上UPの大きな手段だけど、断る権利は必ず守られる。無理な延長を強要する店は要注意
状況別:延長との付き合い方
同じ「延長」でも、自分が置かれている状況によって判断は変わります。代表的な3つの状況で整理しておきましょう。
客側から延長を求められた場合
いちばん多いパターンです。次の予約・体調・終電などの事情があるなら、受ける義務はありません。「ごめんなさい、このあと予定があって」と理由を簡潔に伝えれば角は立ちにくいです。受ける場合も、終了時刻が遅くなりすぎないか・延長分の歩合が明細に反映されるかを意識しておきましょう。
店側から延長を促される場合
「もう1セット粘って」「延長取ってきて」と店から指示されるケース。売上目標としてのお願いレベルなら普通ですが、断ったときに罰金・シフト削減・嫌味などのペナルティが付くなら話が別です。延長は本来お客様の意思で成立するもので、キャストに強制するものではありません。
自分から延長を提案する場合
会話が盛り上がっていて、お客様の予算にも余裕がありそうなときだけにとどめるのが長期的には正解です。無理に引き延ばすと「会計で嫌な顔をされる→リピートが消える」という流れになりがち。延長1回の売上より、次回また来てもらえる関係の方が積み上がります。

延長のお金って、後から明細を見て「思ったより少ない」ってなりそうで不安です…。事前に何を確認すればいいですか?

いい質問。延長料金の額面と、自分の取り分(バック率)は別物。入店前に「延長1本あたり自分にいくら入るか」を具体的な数字で聞いておくと、明細とのズレにすぐ気づける
入店前に確認したい延長まわりのチェックリスト
面接や体験入店の段階で、以下を確認しておくと後のトラブルを減らせます。
- 延長料金の額面:30分・60分それぞれいくらか
- 自分のバック率・バック額:延長1本で手元にいくら入るか(バック率の業種別相場も参考に)
- 指名との関係:延長時の指名料の扱いはどうなるか
- 断ったときの扱い:ペナルティや評価減があるか(あるなら要警戒)
- 明細への記載:延長分が項目として明細に出るか
- 終了報告のルール:延長時の店への連絡方法と退勤時間の扱い
とくに「バック率は面接では言えない」「働けばわかる」とはぐらかす店は、後から数字を動かされても気づきにくいので注意してください。
延長を断るときの言い回し例
断り方に迷う人は多いですが、ポイントは「理由は短く・代わりの提案を添える」の2点です。
- 「このあと予約が入っていて…今日はここまでで。また次回ゆっくりお話ししたいです」
- 「終電の関係で今日は難しいんです。次は早い時間に来てもらえたら嬉しいです」
- 「ちょっと体調が万全じゃなくて。中途半端な状態で延長してもらうのは申し訳ないので」
「断る+次につなげる一言」をセットにすると、延長を断ってもリピートにつながりやすくなります。逆に、理由を長々と説明すると言い訳に聞こえてしまうので簡潔に。
よくある質問
延長を断ったら罰金と言われた。従うしかない?
延長はお客様の追加注文であり、受けるかどうかをキャスト側が判断する余地があるのが通常です。断っただけで罰金を課す運用は悪質店の典型的なサインなので、契約書の文言とあわせて確認し、納得できなければ移籍も視野に入れて検討してください。
延長のバック率は交渉できる?
店によりますが、入店時より「実績が付いてから」の方が交渉は通りやすい傾向があります。延長本数・指名数など自分の数字を把握しておき、昇給・バック率見直しのタイミングで具体的な実績を添えて相談するのが現実的です。
延長が全然取れないのは向いていないから?
延長の出やすさは、本人のスキル以前に店の客層・料金設定・時間帯に大きく左右されます。同じ接客でも、延長前提の客層が多い店とそうでない店では数字がまったく変わるので、まずは店側の条件を疑ってみるのが先です。
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困ったときの公的な相談窓口
- 厚生労働省(労働条件・社会保険):www.mhlw.go.jp
- 国税庁(確定申告・税金):www.nta.go.jp
- 警察相談専用電話 #9110(ストーカー・つきまとい・トラブル)
- 法テラス(法的トラブル全般):www.houterasu.or.jp
▶ この記事のポイント
延長とは について、悪質店の見抜き方 の文脈で整理しました。判断に迷ったら、関連記事も合わせてご覧ください。

